市販されている新生児用の帽子はたいてい42cmから。でも、乳児発育曲線(平成22年版)を見ると、生後2ヶ月時点の男児の中間値で38.5cmほど。おそらく若干幅はもたせているんだと思いますが、42cmの帽子がちゃんとかぶれるようになるのは3〜4ヶ月頃なのかなと思います。小さめ赤ちゃんだとさらに時間がかかりそう。

しっかりとした外出をするのは3〜4ヶ月頃からがいいとは思いますが、外気浴やちょっとスーパーやコンビニになど、ちょっとしたおでかけに帽子があった方が便利ですよね。

特に春〜夏にかけて生まれた赤ちゃんは、夏の強い日差しや紫外線を防ぎたいので、紫外線対策は必要。

ということで、小さめサイズの赤ちゃんでもかぶれる帽子をつくってみました

(日差し対策については、こちらの記事にも詳しく書いてます→お散歩中日光から赤ちゃんを守れ!夏場の日差しや紫外線対策、どうしてる? )

ちなみに用途は上の記事にもありますが、友人の赤ちゃんへのプレゼント用。

裁縫は妊娠中に思い余って授乳クッションを作った程度、ミシン10年ぶりの私でもどうにかできたので、ハンドメイドなんてしたことないという方でも、やる気と時間の確保さえできればできると思います!


通常サイズの型紙を縮小コピーしただけなので、もちろん赤ちゃんの頭に合わせて大きめサイズも作れます)


STEP1 作り方のリサーチ



・つば付きの帽子
・サイズをゴムで調整できる
・初心者でも比較的簡単に作れる


という条件のもと、初心者でも比較的作れそうなのがチューリップハットだったので、チューリップハットを作ることにしました。 

いろいろ比較した末、このサイトを参考にすることに。
ベビー帽子 チューリップハット SIZE FREE(No.017)


STEP2 生地・その他材料を購入



これが楽しいけれど一番時間をかけて頭を悩ませたところ。こういうのってセンスがいい人はすぐにいい組み合わせが浮かぶのかな〜

私は、片面を2種類の布を使って交互に、もう片面は1種類の布を使ってリバーシブルとして使えるものにしようと思っていたのでプレゼントしたい相手はどんな色や柄が好きそうかなあと考えながらユザワヤをうろうろ。

片面は紺地に星柄/赤を基調としたチェックの生地をチョイス。それぞれ綿100%の生地です。 

もう片側は、友人夫婦がハワイ好きなので、ハワイアン柄にしてみました。店舗ではこれというものが見つけられなかったので、ネットで注文。

キャシー中島(キャシーマム) ハワイアン生地20091-60 ピリラニ05P06Aug16
キャシー中島(キャシーマム) ハワイアン生地20091-60 ピリラニ05P06Aug16

これの、色は10番にしました。

なお、生地を購入する際のサイズは、1種類の生地で片面を作る場合「横58cm×縦24cm」、2種類の生地で片面を作る場合「横58cm×縦12cm」あれば平気だと思います。

つまり私の場合は、

紺地の星柄 横58cm×縦12cm
赤のチェック 横58cm×縦12cm
アロハ柄 横58cm×縦24cm

があれば大丈夫。

STEP3 作りたいサイズに応じて型紙を作成



上のサイトの型紙のままだとサイズが5ヶ月〜1歳半頃向けの42cm〜47cmなのですが、もう少し小さくしたい…

私の場合、友人の赤ちゃんが2ヶ月半になる頃にちょうど会う機会がありそうだったので、2ヶ月半の赤ちゃんで頭囲が小さいとどのくらいかを乳幼児発育曲線 と見比べて予測してみました。

2ヶ月半だと、小さくても37cmなので、だいたい38cm〜42cmくらいまでかぶれるサイズを作ることにしました。それが過ぎたら市販の帽子がかぶれるようになってるし!

さて、ここでちょっとだけ算数の時間。
42÷38=約0.9ですね。

ということで、一度普通に印刷した型紙をコンビニのコピー機で0.9倍(90%)に縮小したものを今回の型紙として使うことにしました。

STEP4 製作開始



■準備したもの

・布
・型紙
・ミシン
・裁縫道具 
※裁ちばさみ、糸切りばさみ、縫い針、まち針、ちゃこぺん、ミシン糸、ゴム通しあたりがあるといいと思います。
・アイロン
・ゴムまたは紐(調整用/あご紐用それぞれ)
・ボタン2個

さーて、ここから作業を始めますよ~!
といっても、基本的にはここのサイトに書かれている作り方を見つつ、わからないところを検索しながらやっていった感じです。なので上のサイトはぜひじっくり読んでみてください。

以下に、それを見た上でやった私なりのつくり方を参考までに書いておきますね。なおボタンとボタンホールを使ったあごのゴム紐の付け方はオリジナルです。リバーシブルでもあご紐が付けられる方法がないかと思ってあれやこれやと考えた末に浮かんだのがこの方法。

ちなみに型紙ができてから完成するまで、息子が眠った夜の時間を使ってだいたい1週間で仕上げました。始めちゃえば、気持ちさえ乗っていれば結構サクサクできたな〜という印象。

とはいえ子どもが途中で起きて作業中断されたりはよくあるし、そんなこんなでやる気を削がれたりもするので、気長に構えてご自身のペースでやるのがいいです。

1 型紙に合わせて布を断ち、つなぎ合わせる




1でつくった型紙を線に添ってカットし、その型紙を布の裏側にまち針で留めます。型紙ピッタリの線とプラス5mmの縫い代をつけた状態の線をそれぞれチャコペンシルで布に書き、裁断します。それを、私の場合は紺の星地と赤のチェック地は3枚ずつ、ハワイアン柄は6枚。布に型紙を留める際には、チェック柄は上から下にかけてチェックができるだけ曲がらず垂直になるように気をつけました。
 
さて。次は布をつなぎ合わせます。 

最終的には片面6枚つなげばいいのですが、どうやら調べてみると頭頂をできるだけいい感じの形にするためには、3枚ずつ縫い合わせたものを2つ作って、それを合わせて6枚にするのが良さそうだったのでそうしてみました。参考にしたのはYahoo!知恵袋のこのページ

あと、紐かゴムを通すために、一箇所は紐通し用の穴を空けておくのを忘れずに。

あまり綺麗ではないのですが、6枚縫い合わせたのがこの状態。(3枚ずつつなぎ合わせるのを知らずにやったらあまり酷かったので2回ほどほどいたりして、最終的に3枚✕2でこんな感じになりました)
 

これを表用と裏用の2つ作ります。

2 表と裏を縫い合わせる



まず、縫い合わせた縫い代をアイロンで2つに割ります。表用と裏用で12箇所。これは縫い代が中で邪魔して帽子がごわつかないようにだと思っています。

それができたら、6枚ずつ縫い合わせたものを中表にしてまち針で留め、それを外周の線に合わせてぐるーっと縫います。その際、ひっくり返せるよう5cmほどの返し口をつくるのを忘れずに

縫い終わったら、返し口から布を引っ張り出します。

3 外周を縫う



ひっくり返したら、返し口はまち針で中に折り込んで留めておきます。それから外周(=つばの端の部分)の端から2mmくらいのところを一周ぐるっとミシンをかけます。この時点で随分それっぽくなってきます。

4 紐が通る穴をつくり、紐を通す



紐通し用の穴を作るために、帽子の中ほどを2周ぐるっと縫います。
表に返してしまうと縫う位置がよくわからなくなってしまったので、私はもう一度型紙を合わせて布と布とのつなぎ目の上の紐通し穴の位置にまち針を刺して目安にしました。ゆっくり縫って、まち針に近くなったら外して…という感じです。

それを上下2周したら、通し穴から紐かゴムを通します。私はゴム通しでゴムを入れ、ゴムの長さは結んだ状態で38cmになるようにしました。
 


これでもうほぼ完成なのですが、私は飛ばないように首の紐を付けたかったので、もう少し作業します。     

5 ボタンホールをつくる



ゴムを通した少しつば寄りのところに、つばと平行の横向きに、2箇所ボタンホールを開けました(2枚下の写真参照)。

私が使ったミシンにはボタンホール機能がついているはずだったのですが、うまい使い方がわからず結局その機能を使わず、このサイトを参考にしてミシンとはいえ自力で穴をつくっていくことにしました。ボタンホールをつくるなんて初めてだったけど、意外となんとかなりました(ほっ)

6 ボタンを付ける



ボタンホールのすぐ上にボタンを縫い付けます。ボタンホールをくぐらせて表からでも裏からでもボタンが外側に出るようにするのが目的なので、できるだけボタンホールに近いといいです。

image

7 あご紐用のゴムをつくる



ボタンに引っかかるようにゴムの端っこを輪っか状になるように結びました。ゴムの長さは、首が苦しくならない程度で。私は結ぶだけで特に縫いませんでしたが、縫ってもいいと思います。


あとは、ボタンにゴムを引っ掛けて、ボタンホールを通して首元に垂らせば完成


裏側を使いたいときにはボタンを逆側に出して、ゴム紐を付け替えてください。 

おわりに



この帽子は、表から見える袋に入れて簡単にラッピングしてプレゼントしました。



ちなみに帽子を作ったハギレでシュシュを作り、それも一緒に。その様子はこちらの記事で。
手づくりベビー小物の布が余ったら…ハギレを活用!簡単シュシュで赤ちゃんと気軽にリンクコーデ♡
 

小さめ帽子、プレゼントしたのは生後2ヶ月半くらいだったのですが、夏の間のお散歩のときに活用してくれていたみたいなので、私もとても嬉しかったです。

楽しい機会をくれた友人親子に感謝!