貧血持ちのため鉄剤を処方された以外は大きな問題もなく過ごしてきた私の妊娠生活ですが、妊娠8ヶ月の妊婦健診のとき、エコーを見た産科の先生からこう言われました。

先生「胎児発育曲線のギリギリまで赤ちゃんが大きくなっていますね」 

私 「 (タイジハツイクキョクセン?!)」


胎児発育曲線とは



公益社団法人日本産科婦人科学会の資料によると、胎児発育曲線とは以下のようなものです。

胎児発育曲線は正期産(妊娠 37 週 0 日から 41 週 6 日)で正常体重(新生児の基準値 10 から 90バーセンタイルの間)で出生した沢山の児が子宮内にいたときに計測された推定児体重から、妊娠週数ごとの平均値をもとめ、それから作成されたものです。したがってこの胎児発育曲線の基準値内の推定体重であれば、正常体重での出生が期待できるということになります。

私が持っている母子手帳にも以下のようなグラフが掲載されているのですが、この画像の上下の線の間に95.4%の赤ちゃんの妊娠週数別推定体重が入るとのこと。

11998400_893406927381943_363307630_n
 
28週6日時点での胎児の推定体重は1544g。ひゃー、たしかにスレスレ。。大きいのか。。

胎児発育曲線を超えてしまうとどうなるの?



先生曰く、大きすぎる、小さすぎるなどこのグラフからはみ出てしまうということは、なにかしらの異常があったり、正常な分娩が難しくなってしまう可能性があるとのこと…

現在はギリギリ線の中に入っているので、できるだけこの線の中で発育を抑えるためには「お母さん(私)がカロリー制限・体重制限をすること」 重要だと言われました。なるほど、たしかに最近気にせずカロリーを摂っていた…

ということで、でーんとこんな赤いハンコを押されちゃいました。

12000022_893406930715276_93975975_n
 

次回の妊婦検診までに私がやったこと



「このままだと、帝王切開になってしまったり、難産になってしまうかも…」

その日の産院からの帰り道は、どんよりとした気分で足取りも重いものでした。でもとにかく、赤ちゃんが大きくなり過ぎないようにカロリーに気をつけつつ、体重が増えないようにするしかない。(このときの私の体重は、妊娠前+6kgでした。7kgに収めるのが理想だったので、ちょっと増え気味)

先生からも、「お母さんの体重は増やさず、むしろちょっと減るくらいでちょうどいいと思います」というありがたいお言葉をいただきました。

そこで私がやったことは

・和食を中心にしてた油の少ない食事を心がける
・お菓子の量を控える(←ちょっとは食べてます)
・食べ過ぎない


これだけです(笑)
 
つまり、それまではさんざん油が多いものやお菓子を食べていたということでして…きっとこれを実践すれば大丈夫だろうという仮説を立てました。

それでも次の検診までひやひやでしたが…31週2日で1913gだったので、大きいことには変わりないけれどセーフ。 私としても、これくらい気をつければ大丈夫なんだな、ということがわかりました。(ちなみに前回とそのときで、私自身の体重は1kg減!やった!)


「胎児が大きすぎる」なんて言われてしまうと、ちゃんと出てくるかな、大丈夫かな、と心配になってしまいますが、ある程度はお母さんの栄養の摂り方でコントロールができるみたいです。こうやってつながっているんだなあ、不思議!