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妊娠2ヶ月目(4週〜7週)。
ここではじめて妊娠がわかったんだよなあ。



【この頃したこと】

・検査薬で検査
・産婦人科探し(分娩の病院とは別)
・初めての産婦人科
・国家試験受験
・両親への妊娠報告
・夫の両親への妊娠報告
・上司への妊娠報告
・引越し先の検討

・葉酸サプリを飲む
・お酒、カフェインを控える
・妊娠中食べてはいけないものを調べて注意する
・無理しない

【心身の状況】

妊娠がわかってすぐは、単純に嬉しい気持ちだけでなく、不安やこれから妊娠や育児でいろんなことが思い通りに行かなくなることが怖かった。不意に涙が止まらなくなることもあった。

自分の気持ちの整理用に書いていた日記にはこの頃、こう書いてあった。

 ▼失われると思っていること
・これからのキャリア
・飲み会とかそういう自由な活動
・2人だけの時間
・東京での生活
・自分のことについてがむしゃらになること

▼不安なこと
・まずはちゃんと生まれるのか
・これからどこに住むのか
・よい選択ができるか
・周りにはどう報告するか
・ストレスをためないようにする

▼楽しみなこと
・全くわからないことへの挑戦
・おじいちゃんおばあちゃんにひ孫を見せられる
・新生活
・子育てというキャリア
・家族が増えること

子どもを生むって奇跡みたいなこと。経験できるかどうかわからない中で、もしそういう経験をさせてもらえるのであればそれは私に与えられたチャンスなんだと思うな。がんばろう。
今ももちろん不安もあるけれど、ここに挙がっているような不安についてはほぼ自分の中で消化できた気がしている。8ヶ月あれば、後悔しないように動く時間もあるし。

(とはいえそう思えるのもこれまで幸い経過が順調で、何事もなかったから。やっぱり当時は、流産とかの不安が常に頭にあった。だから妊娠のことは気軽に人には言えないし、自分の中で溜め込んで、気持ち悪い中「安定期 いつから」って毎日のように検索していた。日々、本当にまだお腹の中にいるかどうか心配で、検診に行くのが待ち遠しかった、2週間とても長かった。エコーを見てもらうときは、まだいるのかなって、なにか異常が見つかるんじゃないかって、毎回死刑宣告をされるかのような気持ちでいた。そんなとき、夫が「私が元気ならそれが一番いい」という意味の言葉をかけてくれて、とてもとても、嬉しかった。「お腹の子どもを守らなきゃ、いま守れるのは私しかいないんだから」っていう気持ちはいやというほど持っていたから、そんな不安な私の気持ちを受け止めてくれた上でそう言ってくれて本当に救われた)

妊娠・出産に失われると思っていたことも、人生長い目で見たらそんなでもないかもしれないし、なによりやっぱり妊娠・出産・育児という貴重な経験をさせてもらえること、いまはとても楽しみ。